注記: ARCHICAD 23 レギュラー版のみ
プロシージャルテクスチャはコンピュータが生成する画像で、木材、水、大理石などの自然の要素をリアルに描写するためのアルゴリズムを使用して作成されます。
通常、自然な見た目のレンダリング結果は、フラクタルノイズやタービュランス機能を使用して得られます。これらの機能は、自然界の「不規則性」の数値表現として使用されます。
プロシージャルシェーダごとに固有の設定を使用できます。
レンガシェーダの変位モード
レンガシェーダのパラメータに変位モードが追加され、リアル感のあるレンガ壁を作成できるようになりました。
さまざまな変位設定
各変位設定では、レンガシェーダを[変位]チャンネルで使用するときの効果を指定します([バンプ]チャンネルでも少し指定できます)。[変位]チャンネルは、必要なグレースケール値を生成してリアル感のある結果を生成します。
[変位モード]とカラー変換シェーダを組み合わせて使用すると、レンガの形状にランダムな色を生成できます。レンガのサイズとグラウトに関しては、レンガシェーダの値は[カラー]チャンネルと似ています。
高さのばらつき
この値を大きくすると、レンガの高さを無作為に変化させることができます。値を0%に設定すると、グラウトのみがレンガ材質よりも深く配置された、完全に水平な材質が生成されます。この値を高くすると、レンガの高さの変動が大きくなります。
スロープ強度
壁から垂直方向のレンガの高さが均一すぎる場合、この値を使用して変化を加えることができます。[スロープの方向]で定義したレンガ面が隆起します。値を0%に設定すると、壁に完全に垂直なレンガ材質が生成されます。値を大きくすると、変動も大きくなります。
スロープ方向
この設定を使用して、隆起させるレンガ面を定義します。[ランダム]に設定すると、各レンガのエッジやコーナーが無作為に隆起します。
シード
この設定を使用すると、ランダム値のランダム分布を追加できます([高さの変動]、[スロープの方向
])。