カスタムライブラリ部品に対する新しい知的財産ライセンス

ARCHICAD 23では、GDL要素に対する3つの新しい知的財産ライセンスが規定されています。これにより、カスタマイズされたライブラリ部品の再利用と共有の可能性が広がります。

新しいライセンスタイプ(既存タイプに追加):

表示4.0:このライセンスが設定された要素は共有(要素のコピーおよび任意の媒体または形式での再配布)および改変(商用を含むあらゆる目的のための要素の編集、変換、構築)が可能です。

表示 - 継承 4.0:このライセンスが設定された要素は共有(要素のコピーおよび任意の媒体または形式での再配布)および改変(商用を含むあらゆる目的のための要素の編集、変換、構築)が可能ですが、元のライセンスと同じライセンス下で配布する必要があります。

表示 - 改変禁止4.0:これは「表示 - 改変禁止3.0」ライセンスの新しいバージョンです。

新規ライブラリ部品の作成時、または既存のライブラリ部品のカスタマイズ/保存時にライセンスを割り当てます。

https://helpcenter.graphisoft.com/jp/wp-content/uploads/sites/3/archicad-23-solo-reference-guide//LicenseTypesObjects.png 

これらの拡張ライセンス項目を除き、ARCHICAD 23の標準ライブラリ要素およびマクロは、(以前のACバージョンの制約の多い「表示 ー 改変禁止3.0」ではなく)「表示4.0」ライセンスで配布されます。これにより、これらの全ての要素とマクロの再利用が可能になります。ARCHICADコミュニティの全てのユーザーが既存のスクリプトを使用して、商用を含むあらゆる目的のために新しい要素を作成できます。