ARCHICADで保存できるCAD形式

DWFファイル(.dwf)

平面図と断面/立面/展開図、または3DドキュメントビューをDWF(Drawing Web Format)形式で保存できます。

保存するフロアまたは断面/立面/展開図、または3Dドキュメントウィンドウを開き、[ファイル]→[名前を付けて保存]をクリックします。リストからDWFファイル形式を選択し、[保存]をクリックし、次のいずれかのオプションを選択します。

[ASCII] -読み込みおよび編集が可能なASCIIテキストファイル。ファイルサイズが大きくなる場合があります。

[バイナリ] - バイナリファイル。ASCII形式よりもサイズは小さくなります。

[圧縮バイナリ] - 最も小さく、最も簡単に移送できる圧縮されたバイナリファイルです。

DWFプラグイン対応の全てのウェブブラウザで、保存したDWFファイルを表示できます。http://www.autodesk.com/products/から、DWFビューアーをダウンロードできます。Javaに基づいた制限事項付きパブリックドメインビューアーは、http://www.cadviewer.comで入手可能です。

DXF/DWGファイル(.dxf, .dwg)

詳細は、「DWG/DXFファイルの保存」を参照してください。

MicroStationデザインファイル(.dgn)- バージョン7

[ファイル]→[名前を付けて保存]を使用して、MicroStationデザインファイル(.dgn)ファイル形式を選択します。

[ARCHICADをMicroStationへ]コンバータは、ARCHICADの2Dビュー(平面、立面、断面ウィンドウ)を2D MicroStation形式(バージョン7のみ)にエクスポートします。

表示されるダイアログの項目は以下のとおりです。

https://helpcenter.graphisoft.com/jp/wp-content/uploads/sites/3/archicad-24/110_interoperability/DGNSave.png 

エクスポートするファイルの背景色と作業単位を指定します。

全ての要素は、図面要素(点、線、円弧、テキスト、ポリライン、三角形、ポリゴン)としてエクスポートされます。

設定ファイル

出力処理中、レイヤーの割り当て、線種、フォントとカラーの変換を制御する、オプションの設定ファイル(.txt)を指定するように求められます。

DGN v7形式ではレイヤーの数は64に制限されています。ARCHICADファイルにこれより多くのレイヤーが含まれていると、この数まで減らされます。設定ファイルでは、レイヤー間の対応を制御できます。設定ファイルを使用しないと、デフォルトのアルファベット順になります。

ペンカラー変換:設定ファイルで定義されます。定義しない場合、アドオンによってデフォルトの割り当てが使用されます。

フォント変換。設定ファイルを使用しないと、アドオンによってデフォルトの内部ベクトルフォント(常にMicroStationにあるもの)が使用されます。

ChicagoフォントからChicagoフォントへの変換を定義する場合は、MicroStationにChicago TrueTypeフォントがロードされていることを確認してください([要素]→[テキスト]→[表示]→[ファイル]→[インポート]コマンド)。このフォントがロードされていないと、デフォルトに戻ります。

両方のファイルでのテキストの表示を同じにしたい場合は、プランでは固定スペースフォント(例えば、Courier)を使用してください。

シンボルのハッチングと線種は、このバージョンではエクスポートされません。

DGNファイルをMicroStationにロードしてから図面全体を見るためには、[完全表示]コマンドを実行する必要があります。MicroStationではスケールは自動的に調整されません。

MicroStation デザインファイル(.dgn)- バージョン7または8」も参照してください。