平行投影の設定

[表示]→[3D表示設定]→[3D投影の設定]コマンドを使用するか、[3Dビジュアリゼーションツールバー]のボタンを使用してこのダイアログボックスを開きます。

https://helpcenter.graphisoft.com/jp/wp-content/uploads/sites/3/archicad-24/130_userinterfacedialogboxes/3DVis300308.png 

https://helpcenter.graphisoft.com/jp/wp-content/uploads/sites/3/archicad-24/130_userinterfacedialogboxes/ParallelProjSets.png 

3D表示を平行投影として設定するには、このダイアログボックスのコントロールを使用します。

このポップアップボタンをクリックすると、設定済み平行投影、側面図、上面図、下面図と、独自に定義した平行投影を含む12種類の設定済みの投影タイプから選択できます。

https://helpcenter.graphisoft.com/jp/wp-content/uploads/sites/3/archicad-24/130_userinterfacedialogboxes/Axonometry.png 

編集可能なボックスには、各投影タイプに定義されているx、y、z座標軸の角度とスケール率が表示されます。

投影プレビュー

このプレビューウィンドウには、現在の投影タイプの座標軸の位置が表示されます。クリックまたはドラッグして軸の位置を調整するか、3つの座標軸の角度とスケール率の値を入力します。

Shiftキーを使用して、ドラッグ時の角度を固定します (スケールだけを変更する場合は、編集ボックスに数値を入力する方が簡単です)。

https://helpcenter.graphisoft.com/jp/wp-content/uploads/sites/3/archicad-24/130_userinterfacedialogboxes/ProjectionPreview.png 

太陽とカメラの位置をグラフィカルに設定

このダイアログには、目標点を基準にしたカメラの方位と太陽の方位が表示されます。

太陽光またはカメラアイコンをクリックして、目的の場所まで移動します。この変更の結果が、プレビュー領域の家の回転と、編集ボックスの値(角度、軸長さ、方位)に反映されます。

太陽の位置と太陽の方位は、下で指定した太陽の位置値で上書きできます。

https://helpcenter.graphisoft.com/jp/wp-content/uploads/sites/3/archicad-24/130_userinterfacedialogboxes/DragCamera.png 

太陽の位置

太陽の位置値は、自動的に(定義されたプロジェクトの場所での指定された日時に基づいて)またはカスタム値で定義できます。

[日時]:日付と時間を入力します。このデータをプロジェクトの場所と組み合わせて、太陽の位置が自動的に定義され、これがシェーディングまたはレンダリング画像でシャドウの計算に使用されます。

注記:ARCHICADでは、これらのデータに基づいて、国立再生可能エネルギー研究所(米国)が開発した太陽位置計算アルゴリズムを使用して、太陽の天頂角と方位角を計算します。

このアルゴリズムの詳細については、「Solar Position Algorithm(太陽位置計算アルゴリズム)」を参照してください。

現在の日付を使用:現在の日付と時間アイコンをクリックすると、現在の日付(コンピュータのオペレーティングシステムで定義)が適用されます。

https://helpcenter.graphisoft.com/jp/wp-content/uploads/sites/3/archicad-24/130_userinterfacedialogboxes/DateTime.png 

[+1時間(夏時間)]:このボックスをチェックすると、夏時間用に時間を進めます。

[カスタム]:これを選択し、太陽の高度と方位の値を手動で入力します(または上のプレビューで太陽アイコンを手動で調整します)。

https://helpcenter.graphisoft.com/jp/wp-content/uploads/sites/3/archicad-24/130_userinterfacedialogboxes/CustomSunPosition.png 

注記:太陽の高度は水平線から角度で計測されます。負の高度角度は、太陽が水平線の下にあること(夜)を示します。これにより、完全に黒い画像が形成される場合があります。

ビュー設定の日時

日時設定は保存された3Dパースビューおよび平行投影ビューのビュー設定に保存されます。

https://helpcenter.graphisoft.com/jp/wp-content/uploads/sites/3/archicad-24/130_userinterfacedialogboxes/DateTime3DView.png 

[設定済セット]ボタン:フライスルー経路のオプションおよびフレームの挿入を指定するダイアログを開きます。

詳細は、「設定済み投影」を参照してください。

太陽光ボタン:太陽光関連の設定を定義するためのダイアログが開きます。

太陽光設定」を参照してください。

設定済み投影

[平行投影の設定]からこのダイアログボックスを開きます。

https://helpcenter.graphisoft.com/jp/wp-content/uploads/sites/3/archicad-24/130_userinterfacedialogboxes/PresetProjections.png 

ここでは、投影設定を保存および取得できます。

https://helpcenter.graphisoft.com/jp/wp-content/uploads/sites/3/archicad-24/130_userinterfacedialogboxes/PresetDialog.png 

連続した平行投影ビューは、後でアニメーションの作成にも利用できます。平行投影ビューに基づくアニメーションは、同じコマンドを使って作成したとしても、パースと同じ意味でのフライスルーにはなりません。分割フレームを使うと、ある投影から別の投影への変形をアニメーションで表示できます。

[現在の投影を追加]ボタンで、現在のビューをリストに加えます。リスト上のビューは、フライスルーにおけるキーフレームになります。このボタンを押すと表示されるダイアログボックスで、各キーフレームの名前も指定できます。

投影が選択されていない場合は、リストの最後に[新規]が追加されます。投影が選択されている場合は、選択されている投影の前に新規の投影が挿入されます。

[現在の投影に設定]ボタンにより、リストで強調表示されているキーフレームを、[設定済投影]ダイアログボックスを開く前に設定したキーフレームに変更します。

[削除]ボタンにより、リストからキーフレームを削除します。

ダイアログボックス右側の[フライスルーのオプション]の下では、連続するキーフレームのパラメータ(軸スケール率、カメラ角度など)ごとに中間値を挿入することによってARCHICADが作成する分割フレームの数も設定できます。

詳細は、「フライスルー」を参照してください。

[開く]および[閉じる]ラジオボタンは、最後に定義したキーフレームから最初のキーフレームに戻ることによって、フライスルーのアニメーションを連続させるかどうかを制御します。

[静止]:この数は静止フレーム(時間単位)の数を指します。この間、次のフレームに移動するまで、フライスルーモーションが特定のカメラに対して凍結されたままです。

フライスルーパスに含める静止フレームの数を入力します。