この機能を使用して、ある要素のパラメータを取得して、それを同じタイプの別の要素に転送することができます。
注記:線、円弧、ポリライン、スプラインの各要素は同じタイプです。
特定の基本パラメータは常に転送されます。
また、転送する必要がある一連の追加設定(「転送セット」)を制御することもできます。[要素転送設定]でセットを構成し、パラメータの転送中に必要なセットを適用します(下記を参照)。
関連トピック
動作 |
キー操作 |
パラメータ取得 |
Alt |
パラメータ置換
|
Ctrl+Alt または |
パラメータの転送コマンドは、 以下からも使用できます。
•標準ツールバー
•[編集]→[要素設定]→[パラメータ取得]および[パラメータ置換]
1.転送するパラメータを収めた要素の上にカーソルを移動します (要素情報の強調表示により、作業対象になっている要素を確認できます)。
2.Altキーを押したままにします。カーソルがパラメータ取得(スポイト)形状に変わります。
Altキーでパラメータを取得
3.要素をクリックします。その全てのパラメータが、その要素タイプのデフォルトになります。
4.カーソルをターゲット要素に移動します。
5.Ctrl+Alt (Macの場合はAlt+Cmd)キーを押したままにします。
•カーソルがパラメータ置換(注射器)カーソルに変わります。
•最後に使用した転送セットの名前が表示されます。このセットにより、クリックして置換したときに転送されるパラメータが定義されます。
Ctrl/Cmd + Altキーでパラメータを置換
6.パラメータを置換する前に、必要に応じて、次のようにして別の転送セットに変更します。
•セット名をクリックして転送セットのリストを表示し、別のセットをクリックして適用します。
-ここで選択したセットが、次のパラメータ転送操作でのデフォルトの転送セットになります。
-転送セットの定義と管理は要素転送設定で行います。
注記:
-パラメータの転送時に[検索と選択]パレットが開いている場合、転送する属性が[検索と選択]パレットの対応するフィールドに読み込まれます。
-転送したパラメータは、対応する属性ダイアログボックス(線種、ペンとカラー、塗りつぶしの設定、材質、複合構造、ゾーンカテゴリ)のいずれを開いても、デフォルトで設定されています。
-GDLオブジェクトを置換する場合、転送する線種属性が反映されるのは、オブジェクトのGDL属性定義を上書きする場合のみです。つまり、設定ダイアログボックスの[平面図と断面図]パネルの[オブジェクトの線種を上書き]チェックボックスをオンにする必要があります。
動作 |
|
キー操作 |
モルフ面パラメータを取得 |
|
Altキーを押しながらモルフ面をクリック |
モルフのデフォルトパラメータを取得 カスタムのモルフ辺パラメータは転送できません。 |
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Altキーを押しながらモルフ辺または頂点をクリック |
モルフパラメータをモルフ面に置換 |
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CtrlキーとAltキーを押しながらモルフ面をクリック |
モルフパラメータをモルフ全体に置換 |
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CtrlキーとAltキーを押しながらモルフ辺または頂点をクリック |