単位のない数値またはTrue/False値を文字列に変換します。
結果の文字列にはデフォルトで小数第二位まで表示されます。
構文
STR(値,[小数点以下の桁数])
注記:必要な区切り記号(カンマまたはセミコロン)は、コンピュータの地域設定に自動的に対応します。
引数のデータタイプ
値:整数、数値、True/False
小数点以下の桁数(オプション):整数
結果のデータタイプ
文字列
例
ホームフロア数要素プロパティ(数値タイプの値)を文字列に変換します。
結果が整数(小数点以下の桁数がゼロ)であることを確認します。
数式
STR(ホームフロア数, 0)
結果
2(梁に対するホームフロアが2の場合)
注記
結果の文字列にはデフォルトで小数第二位まで表示されます。小数を必要としない場合(ホームフロア数の例のように)、小数点以下の桁数引数として0を追加します。
単位値(長さなど)を文字列に変換するには、単位を文字列に変換[STRCALCUNIT]関数を使用します。
STRを使用する別の例については、「例10:構造の合計コスト(ドル単位)をリストする」を参照してください。
プロジェクト設定の計算単位と ルール設定に基づいて、単位値を文字列に変換します。
構文
STRCALCUNIT(値)
引数のデータタイプ
長さ、面積、体積、角度
結果のデータタイプ
文字列
例
壁断熱材の厚さ(長さ)を文字列に変換します
数式
STRCALCUNIT(壁断熱材厚)
結果
25
注記
単位のない値(ホームフロア数など)を文字列に変換するには、文字列の変換[STR]関数を使用します。
STRCALCUNITを使用する別の例については、「例3:説明テキスト文字列を使用してプロパティを拡張する」を参照してください。
文字列の最初の位置から数字を抽出します。
(文字列の先頭だけが考慮されます。文字列内の数字は検索されません。)
構文
STRTONUM("テキスト")
引数のデータタイプ
文字列
結果のデータタイプ
数値
例
要素のARCHICAD IFC ID(文字列タイプパラメータ)の最初の文字である番号を抽出します。
(例: “3MtfJD8lf96mvn65fX2qo”)
数式
STRTONUM(ARCHICAD IFC ID)
結果
3(IDが“3MtfJD8lf96mvn65fX2qo”の要素の場合)