MEP互換のライブラリ部品(ダクト、パイプ、ケーブルシステムで使用するスマート接続を含む)は、MEPライブラリと通常のARCHICADライブラリの両方にあります。両方のライブラリは、デフォルトのARCHICADテンプレートの一部として自動的にロードされます。
MEP要素のツールの設定は、ARCHICADのオブジェクト設定と似ています。
「 MEP互換のライブラリ部品」も参照してください。
[フロア表示]設定([平面図と断面図]パネル)を使用します。
全てのMEP要素のデフォルトオプションは[関連フロア全て]です。
•直線セグメントは交差するフロアに切断面として表示されます。
•フロアを交差する他の(非直線)MEP要素は切断面としては表示されず、いずれか1つのフロアに表示されます。
このパネルにはオブジェクトによって、2つまたは3つのタブページがあります:[一般設定]、[ビジュアリゼーション]、および[接続設定]。
このMEPオブジェクトの基本形状(ダクトの長さなど)を入力します。
ベンド半径
ベンドタイプの要素の場合 ルーティング時に、このデフォルト値(要素設定)を使用するか、ルーティングパレットで選択した事前定義断面に定義された半径を使用するかを選択できます (ルーティングオプションの「ベンド半径」を参照)。
一部のMEPオブジェクトでは、他の値によって入力可能な値の範囲が決まります。
例えば、T型ダクトの長さ([一般設定]タブページで設定)は、ダクトから枝分かれしているT分岐の幅([接続]タブページで設定)より小さくすることはできません。
断熱材
要素の外表面に断熱材層を含める場合は、このチェックボックスをオンにします。その後、断熱材の厚さの値を下のフィールドに入力します。
MEPシステム
「ツールの設定でMEPシステムを割り当てる」を参照してください。
[表示]タブページを使用して、この要素の2D(プラン)および3D表示でのカスタムパラメータを割り当てます。2Dシンボルのパラメータは左に、3D表示のパラメータは右にあります。
通常、このコントロールは要素に割り当てられたMEPシステムの属性を上書きする場合に使用します。
ここで材質の定義を調整した場合、このMEP要素に適用されるMEPシステム定義は「未定義」に変わります。
MEPシステムで定義された材質に戻すには:
1.MEPシステムコントロール([一般設定]タブまたは[接続]タブ)に移動します。現在は「未定義」になっています。
2.特定のMEPシステムを選択します。
3.[ビジュアリゼーション]タブページに戻ります。
4.[システム材質を使用]チェックボックスをオンにします。
このタブページを使用して、要素の接続ポートそれぞれのパラメータを定義します。
オブジェクトの接続の数は、異なります。ダクト分岐の接続ポートは1つですが、Y型ダクトの接続ポートは3つです。
このポップアップで接続を切り替えて移動し、それぞれ個別に編集します。下図では、Y型ダクトの[接続]タブページのポップアップから[分岐]接続を選択しています。
[プレビューと位置]パネルの2Dシンボルオブジェクトのプレビューには、編集中の接続に関するフィードバック(三角形)が表示されます。この例では、Y型ダクトの分岐に関するフィードバックが表示されます。
壁厚さ
これは、MEP要素の壁の厚さです。
接続タイプ
適用可能な接続タイプを選択します。例えば、ダクト要素の接続には[シンプル]または[フランジ]のいずれかを選択できます。[フランジ]を選択した場合は、下のフィールドに幅の値を入力します。
MEPシステム
「MEPシステムを各要素接続に割り当てる」を参照してください。