Sketchシェーダ(CineRender材質)

注記: ARCHICAD 23 レギュラー版のみ

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[アート]、[セル]、[ハッチング]、[斑点]の4つのSketchシェーダを使用できます。

[アート]シェーダは球を使用して、指定したオブジェクトの照明とシェーディングを計算します。球の材質と色を変化させることで、均一なシェーディングを達成できます。

[セル]シェーダは、漫画やアニメのシェーディングスタイルを、量子化されたカラーシェーディングや自由に定義できるカラーグラデーションと組み合わせます。

[ハッチング]シェーダは、選択したテクスチャに基づいて、自由に定義できるハッチングパターンを適用します。

[斑点]シェーダを使用すると、点(または使用したい他の任意の要素)が材質の明るさに対応して縮小されます。これは、低解像度の印刷物でよくあるハーフトーン効果の作成に役立ちます。

https://helpcenter.graphisoft.com/jp/wp-content/uploads/sites/3/archicad-23-solo-reference-guide//SpotsShader.png 

グリッド / テクスチャ / 円に反転を使用 / カラーを使用

Sketchシェーダは、テクスチャが適用できるどの材質チャンネルにも読み込むことができますが、一般的には[発光]チャンネルに読み込んで、[スペキュラ]などの他の全てのチャンネルは無効にすると最も効果を発揮します。

アンチエイリアスのヒント:[アート]シェーダ、[ハッチング]シェーダ、[斑点]シェーダはそれぞれテクスチャを使用してオブジェクトをシェーディングします。例えば、[ハッチング]シェーダは、ストロークの画像またはストロークのブロックを使用してオブジェクトにハッチングを描きます。当然ながら、これらのテクスチャによるストロークが滑らかに見えるように、レンダリング時にアンチエイリアス処理をしたいでしょう。これを行うには通常、[レンダリング設定]の[アンチエイリアス]モードを[ベスト]に設定します。

アンチエイリアス(CineRender)」を参照してください。

ただし、アンチエイリアスモードを[ベスト]ではなく[ジオメトリ]に設定して、テクスチャの[ボケの量]と[ボケの強度]の値を使用してテクスチャをわずかにぼけさせると、レンダリングを高速化できます。CineRenderは[ジオメトリ]モードではテクスチャをアンチエイリアス処理しませんが、このボケにより、アンチエイリアスされたかのような滑らかなストロークを生成でき、同時にレンダリングは大幅に高速化されます。これは何千ものハッチングされた線を使用して作業する場合には最適な方法です。

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