注記: ARCHICAD 23 レギュラー版のみ
[環境]ページでは、テクスチャを使用して鏡面反射をシミュレートします。ここでは、他のページとは異なり、カラーとテクスチャは加算されるのではなく、混合モードで乗算されます。
では、なぜ反射の代わりに環境プロパティを使用するのでしょうか。理由の1つは、反射されたときによい結果を生み出すのに十分な数のオブジェクトがシーンにないことです。もう1つの理由は、環境プロパティの方が、反射プロパティよりもレンダリングが高速であることです。
環境プロパティのみを使用した鏡面反射
注記:[環境]チャンネルと[反射]チャンネルを組み合わせて使用する場合は、[反射]チャンネルの[加算]オプションを有効にしてください。そうしないと、環境チャンネルは表示されません。
カラーと明るさ
「カラーと明るさの値の定義」を参照してください。
テクスチャ
「テクスチャ(CineRender材質)」を参照してください。
混合モードと強度
[環境]チャンネルでは、デフォルトの[混合モード]は[乗算]です。
「混合モードと強度(CineRender材質)」を参照してください。
環境プロパティは、材質の投影タイプとは無関係です。環境は常にオブジェクトの周囲に球状に配置されます。[X方向のタイル数]と[Y方向のタイル数]を使用して、X方向とY方向のタイル数を設定します。
このオプションを有効にすると、環境反射は、[反射]チャンネルで生成されるリアルな反射がない場所にのみ生成されます。
左側:[除外]が無効、右側:[除外]が有効