クラシック3Dナビゲーションツールバー

ARCHICAD 9以前の3Dナビゲーションコントロールを使用するには、[ウィンドウ]→[ツールバー]→[クラシック3Dナビゲーション]コマンドを有効にします。このツールバー特有のコマンドとして、次のものがあります。

https://helpcenter.graphisoft.com/jp/wp-content/uploads/sites/3/archicad-24/120_userinterfacecontrols/Classic3D.png 

[3D編集]アイコン:矢印、壁、スラブの組み合わせで示される編集モードで、このモードをオンにすると、3D組み立てツールを使って要素を編集できます。

[水平移動]:カメラモードを使用した水平移動ツールです。前後の移動や回転を行います。

[垂直移動]:カメラモードを使用した垂直移動ツールです。上下や左右に移動しますが、視点は同じ方向に定まっています。

[回転]:カメラモードを使用した回転ツールです。静止して全方向を見回します。

[目標面]:パースの目標点を対話形式で設定します。

[目標点を固定]:画像の中央に、長方形が表示されます。これは「中間の領域」です。この長方形とウィンドウの境界の間のどこか1点をクリックすると、移動が始まります。移動の仕方によって上下、左右をクリックし、両者を組み合わせた移動にはコーナーをクリックします。

長方形に近いところをクリックするとゆっくり移動し、ウィンドウの境界近くをクリックすると速く移動します。マウスを押したままにすると、一定の速度で移動します。ポインタをドラッグすると、速度が増減し、方向が変わります。速度を最大にする場合は、3Dウィンドウから画面の端までカーソルを移動します。

ナビゲーションを開始する際に、3Dウィンドウで個別に要素を選択した場合は、移動するときにこの要素だけが表示されます。この機能は大きなプロジェクトでは非常に役立ちます。またこの機能を使うと、1つまたは複数の選択要素を、それぞれの環境とは関係なく単独で分析できます。

[クリックした表面の垂直目標面]:与えられている点に対して表示を垂直に切り替えます。

[傾斜角をリセット]:傾斜角を0度に設定し、ナビゲーション中に傾斜したビューから元に戻します。

[水平ビュー]:1回のコマンドでモデルの水平ビューに戻します。