カーテンウォールの設定の[フレーム]ページには、フレームクラスごとの設定があります。
フレームのツールの設定(編集モード)にも、ほとんど同じコントロールが含まれています。
ダイアログの上部に、使用可能なフレームクラスの名前とタイプが表示されます。デフォルトでは、フレームクラスにはコーナー、境界、マリオン、およびトランザムが含まれます。
選択したクラスはプレビューウィンドウに強調表示されます。プレビューウィンドウには、フレームの表面カラーも表示されます。
1.[追加]ボタンをクリックします。
2.表示されるダイアログの項目は以下のとおりです。
•[新規]:デフォルトのフレーム(標準など)に基づいて新しいフレームクラスを作成します。
•[複製]:現在選択しているフレームクラスを新しい名前で複製します。
•[お気に入り]:ポップアップをクリックして、フレームのお気に入りを選択します。新しいフレームクラスには、このお気に入りの定義が使用されます。
カスタマイズしたフレームに基づいてフレームクラスを追加(編集モード)
新しいフレームクラスを作成する別の方法として、単一のフレームを編集モードでカスタマイズしてからその設定を新しいフレームクラスとして保存することもできます。
1.カーテンウォールを選択し、カーテンウォール編集モードを開始します。
2.フレームを選択してカスタマイズします。そのクラスは「カスタム」になります。
3.情報ボックスの[フレームクラス]ポップアップの[フレームクラスをカスタムから追加]をクリックします。
4.表示されるダイアログを使用して、新しいフレームクラスを作成します。
フレームクラスの名前を変更
必要に応じて、リストのクラスをダブルクリックして名前を変更してください。
クラス間でフレーム設定をコピーして貼り付ける
フレームの設定で、フレームの名前を右クリックしてその設定をコピーします。
その他のフレームを右クリックして、コピー元のフレームの設定を挿入します。
1.削除するフレームクラス(1つまたは複数)を選択します。
2.[削除]をクリックします。
注記:境界およびコーナーフレームクラスを削除することはできません。
3.表示されるダイアログの項目は以下のとおりです。
•削除するクラスのフレームの変換方法を選択します。
•[なし:結合パネル]:フレームは削除され、隣接するパネルは結合されます。
•[分割]:フレームは削除されますが、隣接するパネルは分割された状態で保持されます。
•別のフレームクラスに変換:別の既存のフレームクラスを選択します。
分割フレームクラスはあらかじめ定義されており、固定の設定が含まれます。これは不可視フレームとして機能し、隣接パネルは分割された状態を保持します。このページで分割フレームを編集することはできません(このクラスは削除できません)。
分割フレームは、以下の用途に使用できます。
•フレームクラスを削除するときの置換オプション(削除したフレームを分割に置き換えます)
•スキームの設定で、選択したフレームのグリッドパターンのフレームクラスオプション
ダイアログ上部のリストで選択したクラスに対して、[フレームタイプおよび形状]パネルのポップアップリストからフレームタイプを選択します。
次に、必要な形状パラメータを設定します。
•不可視フレーム:このフレームはオブジェクトとして存在しますが、表示はされません。
•このフレームは、隣接する2つのパネルを個別のパネルのままにして、それらの間にフレームを表示しない場合に使用します。
•2つの隣接フレーム間の間隔を設定します。
•不可視フレームは、詳細なフレームでモデルに負荷をかけたくない場合や、他の構造(接合部など)を使用してパネルを支えている場合などに適切です。フレームをグリッドラインから削除すると、継ぎ目のないパネル表面が作成できます。
•標準フレーム:最も一般的なフレームタイプです(断面形状は矩形)。壁の外側からは、「キャップ」が見えます。フレームの設定でビルディングマテリアルを割り当てます(下部のパネル)。
•バックマリオン:断面形状は矩形であり、バックマリオンカーテンウォール表面の内側サポートに使用します。パネルがバックマリオンフレームの前面で連結するため、フレームは前面からは見えません(パネルが透明な場合や、隙間が指定されている場合は除きます)。フレーム構成要素の設定でビルディングマテリアルを割り当てます(下部のパネル)。
•モジュールフレーム:このフレームにモジュールを追加します。つまり特別な構成要素として描画し、保存したカスタムフレームまたはキャップ断面形状オブジェクトを追加できます。
「例:カーテンウォールのカスタムフレームまたはキャップ断面形状の作成」を参照してください。
「カーテンウォールコーナーフレーム」も参照してください。
フレーム交差優先度
「カーテンウォールフレーム交差部」を参照してください。
GDLタイプの構成要素と同様に、選択したフレームタイプに対してさまざまなパラメータを設定できます。
必要に応じて、モデル表示オプションの2Dおよび3D詳細レベルの設定を上書きできます。