2Dドキュメントを印刷

このダイアログボックスは、2Dウィンドウ(3Dドキュメントウィンドウを含む)が有効な場合に、[ファイル]→[印刷]コマンドで開きます。また、ナビゲータ発行セットから印刷する場合は、印刷オプションコマンドを使用して開きます。

https://helpcenter.graphisoft.com/jp/wp-content/uploads/sites/3/archicad-23-solo-reference-guide//Print2D.png 

[プリンタ]:このフィールドには、マシンに現在設定されているプリンタドライバが表示されます。割り当てられているプリンタを変更するには、右側の[ページ設定]ボタンを選択します。

[ページ設定]:このボタンをクリックすると、[ページ設定]ダイアログボックスが開いて、プリンタと用紙のサイズおよび向きを選択できます。

[印刷領域]:現在の2Dウィンドウのどの部分を印刷するかを選択します。

[図面全体]:このボタンを選択すると、ウィンドウの印刷可能な内容全体が印刷されます。

[現在のズームのみ]:このボタンを選択すると、現在のウィンドウで表示の内容のみが現在のズーム(該当する場合は、回転方向も含む)で印刷されます。

[矩形選択範囲]:現在のウィンドウで通常の矩形選択を配置している場合、このボタンを選択すると矩形選択範囲だけが印刷されます (このオプションは他の矩形選択形状にも使用可能ですが、出力範囲は常に矩形になります)。

[印刷範囲]:[全て]を選択して全てのページを印刷するか、複数ページ出力のページ範囲を選択します。複数ページの出力がどのように配置されるかは、このダイアログボックスの右下にあるプレビューを確認してください。

[スケール]:現在のウィンドウを出力するための印刷スケールを選択します。

[オリジナル]:このボタンを選択すると、元のスケールで印刷されます。

[ページと同じ]:このボタンを選択すると、出力がページに合わせられます。スケールは適宜調整されます。

[カスタム]:このボタンを選択すると、それ以外の出力スケールを入力できます。カスタムスケールを入力するか、下のポップアップリストからスケールを選択します。

[テキストとマーカー]:印刷スケールとして[ページと同じ]または[カスタム]のいずれかを選択している場合にのみ使用可能です。このポップアップフィールドを使用して、出力でのテキストとマーカーのスケールを定義できます。このオプションは、スケールに依存しない破線の線種、塗りつぶしパターンなど、その他の要素の出力特性にも影響を与えます。

[印刷スケールに合わせる]:他の要素とのサイズ比を保ってテキストを出力します。この方法は、プレゼンテーションが遠くからも見えるようにプロジェクトを拡大する場合に適しています。

[固定サイズ]:現在の用紙に設定された単位(インチまたはmm)の正確なサイズでテキストを出力します。プロジェクトの印刷サイズが変わってもテキストをまったく同じサイズに保つためには、このオプションを選択します。これは拡大する場合には問題ありませんが、縮小する場合には予期せぬ影響が生じることがあります。各要素が縮小されて、テキストが他の要素に重なってしまうことがあります。

[ファイルへ出力]:このボックスをチェックすると、出力が印刷ファイルとしてコンピュータに保存されます。

[部単位で印刷]:複数の部数を印刷しているときに1部ずつを連続した順序で出力したい場合に、このボックスをチェックします。

[白黒]:白黒で出力する場合は、このボックスをチェックします。このオプションを選択すると、カラー要素は以下のように出力されます。

[線]:全てのカラー線が黒で表示され、白の線は白のまま表示されます。

[塗りつぶし]:前景が黒、背景が白になります。RGBカラーを使用した塗りつぶしはグレーになります。

[ゾーン]:全てがグレースケール表面塗りつぶしで表示されます。

[画像]:全てがグレースケールで表示されます。

[参照]:常にグレースケールで表示されます。

[ディザ]:このボックスをチェックすると、出力内のカラーの総数を減らしながら表示品質を保持できます。ディスプレイ装置で使用できるカラーの数が限られているため、ディザが必要な場合があります。例えば、塗りつぶしが黒の無地になる場合は、ディザ効果が役に立ちます。

[グリッドを印刷]:このボックスをチェックすると、印刷出力にグリッド( 組み立てまたは回転)を出力できます。

[参照を印刷]:このボックスをチェックすると、現在のウィンドウに参照が含まれている場合に、印刷出力にその要素を出力できます。

[極細線]:このボックスをチェックすると、ドキュメントの全ての線を印刷装置で使用可能な最も細い線を使用して印刷できます。

[ヘッダー/フッター]:このボックスをチェックすると、印刷出力にヘッダーまたはフッターを入れられます。ヘッダー/フッターの内容を定義するには、右側の[設定]ボタンをクリックします。

詳細は、「ヘッダー/フッターの設定」を参照してください。

[印刷品質]:DPI(ドット/平方インチ)設定を入力して印刷品質を定義します。

[部数]:印刷する部数をここに入力します。

[配置]:このセクションを使用すると、出力シートに図面を配置しやすくなります。プレビューウィンドウで、出力を簡単に確認できます。印刷するページは、プレビューウィンドウ内で黒い四角で表示されています。青い矩形は、図面サイズを表しています。該当するオプションをチェックしておくと、ヘッダー/フッターの位置がプレビューに表示されます。

[シート]:ページ設定で選択した用紙サイズの枚数を表示します。

[位置]:この矢印ボタンをクリックすると、出力シート上で印刷内容をプレビューで表示したとおりに移動できます。