チームワークでの変更の追跡

ARCHICAD 24 Solo版では利用できません

注記: BIMcloudユーザーのみ。BIMcloud Basicではご利用になれません。

チームワークでこのオプションの機能を使用すると、他のユーザーが行ったプロジェクト変更を追跡したり、そのような変更に関する警告を受け取ったりすることができます。

変更の追跡は、チームワークプロジェクトにすでに存在しサーバーに送信されている要素またはデータにのみ適用されます (まだサーバーに送信されていない、新しく作成された要素またはデータタイプは追跡できません)。

変更の追跡を使用するには、任意の数のサブスクリプションを作成します。サブスクリプションは柔軟に設定でき、知っておく必要がある変更についてのみ通知を受け取るようにすることができます。

通知は、画面上およびチームワークパレットの、専用の[追跡した変更]パネルとパレットに表示されます。これらは、サーバーに送信されたが、まだ受信していない変更です。変更を受信すると、[追跡した変更]リストは削除されます。

いくつかのタイプの変更に対するサブスクリプションを定義します。

要素(条件別または選択による)、オプションとしてパラメータでフィルタ(自分に関係のあるパラメータのみを追跡)

特定のプロジェクトデータ(属性など)

ユーザーまたはチームでサブスクリプションをさらにフィルタする

チームワークユーザーとの「信頼性の高い」コラボレーション

変更の追跡ワークフローは、 アクセス権に関連付けられていません。そのため、他のユーザーによってBIMcloudに送信された関連するプロジェクト変更について、チームワークユーザーが知ることのできる「信頼性の高い」ワークフローと言えます。

例えば、設計担当者、構造エンジニア、設備エンジニアなどが同じ複合構造を修正できるとします。このような変更は、3人の専門家全員にとって重要な情報です。変更の追跡により、このような変更を(BIMcloudに送信された後)タイムリーに追跡し、必要に応じて(案件またはメッセージを介して)修正またはコメントすることができます。

修正された要素形状:何を変更と見なすか?

躯体データ

要素形状の変更が追跡されるのは、要素の「躯体データ」が変更された場合のみです。これらは、要素の[設定]ダイアログボックスで定義して表示される形状値です。例:壁高さ。

派生データ

これに対して、要素の「派生データ」は要素形状の変更としては追跡されません。

例えば、上部にリンクされた壁高さは、現在のフロア高さから割り出されます。フロア高さの変更は[追跡された変更]リストに表示されますが(サブスクリプションに[フロアの設定]が含まれる場合)、その結果としての壁高さの変更は表示されません。

このセクションのトピック

新規サブスクリプションの作成

要素変更をパラメータタイプでフィルタ

チームおよびユーザーで変更通知をフィルタ

追跡された変更の表示と管理

サブスクリプションの管理