この新機能では、要素のプロパティ値として任意の計算規則を定義でき、自動的に値を更新できます。間違いの元となる面倒な手動でのデータ入力を行う必要はありません。
プロパティ値の定義は、ユーザー定義の数式に基づき、簡単なデータフィールドを使用して構成されます。数式には、組み込みまたはカスタムのARCHICADプロパティおよびパラメータ、グローバル設定、プロジェクト情報フィールドを、標準のスプレッドシートプログラムの機能と非常に似た演算、論理、テキスト処理操作によって管理されるビルディングブロックとして含めることができます。
この技術を使用して、任意のモデルベースのカスタム計算や、数値、テキスト、ブールのプロパティタイプのデータ処理を実行できます。結果は、ARCHICADで要素の切り換えやフィルタリングに使用でき、グラフィカル、テーブル、またはモデルの出力で定義できます。
また、有効なURLを形成するプロパティ値は連動一覧表で存続するURLハイパーリンクとなり、接続される任意のデータに素早くアクセスできる方法を提供します。