指定された数値を目的の倍数 になるように切り捨てます。
構文
MROUNDDOWN (数値, 倍数)
注記: 必要な区切り記号(カンマまたはセミコロン)は、コンピュータの地域設定に自動的に対応します。
引数のデータタイプ
整数、数値、長さ、面積、体積、角度(全ての引数で同じである必要があります)
結果のデータタイプ
引数のデータタイプに依存します。
例
「梁長さ」プロパティは、モデル内の既存の梁要素の正確な長さを計算します(2,044など)。
「プレハブ梁長さ」プロパティは固定値(300など)です。
梁長さをプレハブの増分に切り捨てる式を作成します。
数式
MROUNDDOWN (“梁長さ”, 300)
結果
1,800(サンプル梁長さが2,044の場合)
注記
「倍数に四捨五入 [MROUND]」、「倍数に切り上げ [MROUNDUP]」も参照。
特定の小数点以下の桁数に丸めるには四捨五入 [ROUND]、切り上げ [ROUNDUP]、切り捨て [ROUNDDOWN]を使用します。