発行機能の[形式]セクションで、発行される出力を定義します。使用可能な形式は、発行方法(印刷/プロットまたは保存)によって異なります。
「発行方法を選択」も参照してください。
•印刷/プロット出力オプション:[発行セットプロパティ]ダイアログボックスで[印刷]または[プロット]を選択した場合、ボタンを使用して対応するダイアログボックスを開くことができます([ページ設定]、[印刷]など)。
これらは、適用可能なオプションのみを含む、標準の印刷およびプロットダイアログボックスの簡易版です。
詳細は、「2Dドキュメントを印刷」および「プロット設定」を参照してください。
•[発行セットプロパティ]で[保存]を選択した場合、[形式]タブページを使用して、ファイルの出力画像形式を選択できます。ファイルは、全てIFC形式、標準画像形式、CAD形式を含むさまざまな形式で保存できます。フォルダごとまたはビューごとに個々にファイル形式を選択できます。
いくつかの形式では、各種オプションが使用できます。この場合[オプション]ボタンが表示され、選択された形式に応じて圧縮設定、色レベル、および他のオプションを選択できます。
「BIMx Hyper-Modelの作成」も参照してください。
•PDF形式で保存する場合、2つの特殊オプションページにアクセスできます([ドキュメントオプション]および[ページオプション])。
「発行機能を使用してPDF出力を作成」を参照してください。
注記:ARCHICAD 22 レギュラー版のみ
PMK形式は、他の形式に比べてハードドライブの空きスペースの使用量が比較的少ない、ARCHICAD図面形式です。プロジェクトが複数のファイル間に分割されている場合は(例えば、モデルplnとドキュメントplnなど)、ビューをPMK形式で保存すると運用方法がよくなります。
「レイアウト運用方法:大規模プロジェクト」を参照してください。
発行される出力の内容を制御するには、DXF-DWG変換設定を選択します。
「DXF-DWG変換設定」を参照してください。
フォルダの全ての項目がレイアウトである場合、およびフォルダ全体がDWG形式に設定されている場合は、さらに1つのチェックボックスが表示されます([単一DXFファイルに結合])。
フォルダの全ての項目がレイアウトである場合、およびフォルダ全体がDWG形式に設定されている場合は、さらに1つのチェックボックスが表示されます([単一DWGファイルに結合])。このオプションを使用すると、以下の処理が行われます。
•結果として得られるDWGファイルには、発行セット項目として使用しているレイアウトと同じ数のペーパーペースが含まれています。したがって、レイアウトブックの内容全体を1つのDWGファイルに保存することができます。
•結果として得られるDWGファイルはペーパースペース内に存在し、発行された全てのレイアウトに同じ変換オプションが適用されます。
DWGまたはDXF形式の場合、[変換設定]ボタンが使用可能になり、[DXF/DWG変換設定]ダイアログボックスにアクセスできます。
発行形式がDWFの場合、[画像をズームに合わせる]チェックボックスを使用できます。このボックスをオンにすると、画像を平面図の現在のズームに合わせることができます。
ARCHICADビューをエクスポートしてAutoCADで使用する場合に、正確にビューの選択した部分だけをエクスポートできます。まず、[画像をズームに合わせる]オプションを使用し、ビューをDWF形式で別フォルダに発行します。DWFをARCHICADで開き、再度DWGファイルとして保存します。切り取ったビューだけがDWGファイルに表示されます。
IFC形式の場合、ポップアップを使用してエクスポートするIFC変換設定を選択し、発行される出力の内容を制御することができます。
「IFC変換設定:概要」を参照してください。
[変換設定]ボタンをクリックすると、変換設定の内容に関する詳細情報にアクセスできます。
各発行項目について、ビューの内容が受信者のニーズに合うように、変換設定を変えることができ、しかもワンクリックで必要な出力が作成できます。