レガシー設定

https://helpcenter.graphisoft.com/jp/wp-content/uploads/sites/3/archicad-23-solo-reference-guide//LegacyPrefs.png 

このダイアログを表示させるには、[オプション]→[プロジェクト設定]→[レガシー]と選択します。

ここで行う設定は、作業中のプロジェクトに固有である、プロジェクトと共に保存される設定です。別のユーザーが自身のコンピュータでプロジェクトを開いた場合、同じ設定が適用されます。

フロアで表示される以下の要素の線種

配置フロアの上下のフロアと特定のオブジェクトに現れるスラブとメッシュの輪郭を表示する線種を選択します。

https://helpcenter.graphisoft.com/jp/wp-content/uploads/sites/3/archicad-23-solo-reference-guide//ShowLineType.png 

注記:この設定は、壁、屋根またはシェル、その開口、または参照内の要素には反映されません。

注記:これらの線種は、[設定]ダイアログボックスで[オブジェクト線種の上書き]チェックボックスをオンにしているオブジェクトでのみ有効になります。

単一平面屋根と天窓を平面図でシンボル表示(ARCHICAD 14またはそれ以前と同様)

単一平面屋根とそこに配置された天窓をARCHICAD14以前のバージョンと同じように表示する場合は、このチェックボックスをオンにします。表示の違いを示すには、右側の[情報]ボタンをクリックします。

(詳細については、このオプションの右側にある[情報]ボタンをクリックしてください。)

屋根と天窓の移行」も参照してください。

モデル要素に以前の包絡および材質処理法を利用(ARCHICAD 16以前と同様)

https://helpcenter.graphisoft.com/jp/wp-content/uploads/sites/3/archicad-23-solo-reference-guide//LegacyIntersectionOn.png 

レガシーモードがオンの場合:

ビルディングマテリアルの優先度に応じた自動包絡は3Dでは実行されません。ARCHICAD 16以前のバージョンの接続方法が使用されます。以前のプロジェクトで作業する場合、このモードを利用すると、既存の交差部がそのまま保持されます。

移行ガイドの「優先度に応じた要素交差」を参照してください。

ビルディングマテリアルの属性は使用できます。ただし、優先度に応じた接続は3Dでは実行されません(壁を除きます。壁の動作はARCHICAD 16以前のバージョンと同じです)。下のスライダを使用して、梁と交差する柱のグローバル優先度を設定します。

ビルディングマテリアルに割り当てられた材質は表示されません。要素レベルの材質だけを表示できます。

材質ペインターは使用できません。

材質一覧表は使用できません。

梁と柱用の形状の拡張機能(ARCHICAD 23で導入)は使用できません。これには複数セグメント、終端の切断、テーパーおよび垂直曲面形状が含まれます。レガシーモードを使用中にサポートされない図形作成法を使用すると、結果の要素が強調表示されます (「反転要素のハイライトに同一カラーを使用する」を参照)。

開口部(ARCHICAD 23で導入された開口部ツールで作成)は、2Dシンボルでのみ表示されます。その3D図形はまったく表示されません。

このチェックボックスがレガシーモードで各種組み立て要素に与える影響については、ダイアログボックスの[情報]ボタンをクリックしてください。

レガシーモードがオフの場合:

図形要素の衝突を含まずにモデリングされた既存の交差は、自動的には整理されません。

前述の新しいモデリング方法を使用して干渉がモデリングされている要素を新たに配置した場合、新しいロジックに従って調整が行われます。したがって、以前のバージョンのプロジェクトを移行する場合でも、既存のモデルをそのまま保持しながら、新しい交差機能を活用することができます。

新たに配置した梁、柱および開口部は、ARCHICAD 23以降で使用可能な全ての機能セットを使用します。

柱 vs. 梁グローバル優先度(レガシーモード)

レガシーモードがオンの場合に使用できます。

プロジェクト内の全ての柱と梁の関係が、スライダによって定義されます。梁が柱と交差する時、優先度の低い要素は3Dで切り取られます。つまり、交差部分が削除されます。優先度の高い要素は、そのままの形で残ります。これは体積の計算にも適用されます。

注記:柱の優先度番号は常に偶数で、このダイアログボックスでは一般設定としてのみ定義できます。梁優先度は、[梁ツールの設定]([モデル]パネル、以前の包絡処理法のみ)で梁ごとに個別に設定します。