事前定義の曲げ半径

[MEP設定]ダイアログを使用して、MEP要素に対して事前定義の曲げ半径のサイズを設定します。

1.[オプション]→[プロジェクト設定]→[MEP設定]を開きます。

2.[事前定義サイズ]で、[ダクト]、[パイプ]、または[ケーブルキャリア]をクリックします。

3.[事前定義サイズ]ダイアログで:

必要に応じて各要素の曲げ半径値を変更します。

オプションで、説明を追加します。

https://helpcenter.graphisoft.com/jp/wp-content/uploads/sites/3/archicad-25/081_mepmodeler/EditPipeSizes.png 

4.これらの事前定義の曲げ半径値を適用するには、ルーティングオプションで曲げ半径の[該当する場合は事前定義]オプションを選択します。こうすると、曲げ接続はルーティング内の断面の変化に従うようになります。「 曲げ半径(ルーティングオプション)」も参照してください。

https://helpcenter.graphisoft.com/jp/wp-content/uploads/sites/3/archicad-25/081_mepmodeler/OptionsListed00244.png 

注記:ルーティングを開始する前に、[編集]→[グループ化]→[自動グループ化]をオフにしていることを確認してください。

ルーティングする要素間の曲げ接続は、事前定義値に従って自動的に行われます。

https://helpcenter.graphisoft.com/jp/wp-content/uploads/sites/3/archicad-25/081_mepmodeler/PredefinedIfApplicable.gif 

説明の使用

以下の例では、ダクトサイズはその使用方法に基づいて記載されています。説明には、例えば、マテリアル情報、公称直径、厚さなども含めることができます。この説明はMEPルーティングパレットにも表示されます。このようにして、全ての共同作業者間でMEP要素の使用を標準化できます。

https://helpcenter.graphisoft.com/jp/wp-content/uploads/sites/3/archicad-25/081_mepmodeler/DuctSizeDescription.png    https://helpcenter.graphisoft.com/jp/wp-content/uploads/sites/3/archicad-25/081_mepmodeler/MEPRoutingDuctSize.png

通常、快適なエアダクト、耐火性、および給水システムには、さまざまなパラメータが必要です。例えば、暖房システムは絶縁された亜鉛メッキのパイプで構成されており、冷房システムにはステンレス製のパイプが使用されている場合、それらに対して2つの個別の「事前定義済パイプサイズ」シートが必要になります。

カスタマイズされたMEP要素サイズのインポート/エクスポート

[インポート]および[エクスポート]ボタンを使用して、カスタマイズされたMEP要素サイズのデータをXML形式で共有できます。