MEP互換のライブラリ部品(ダクト、パイプ、ケーブルシステムで使用するスマート接続を含む)は、以下にあります。
•MEPライブラリ
•通常のARCHICADライブラリ
•BIMcomponents上の多用途のMEPライブラリ内
「Versatile MEP Library」を参照してください。
MEPライブラリ
MEPライブラリには、特別に設定されたMEP要素が含まれています。
よく使用されるMEP要素:
•直線セグメント:両終端の形状が同一のダクトなどです。ダクトツール、パイプツールおよびケーブルキャリアツールが挙げられます。
•ベンド:一部のベンドはルーティング中に、またはMEP要素を編集した結果、自動的に挿入されます。
•遷移:これは、両終端の形状が同一ではない直線セグメントです。遷移は、幅/高さ/形状の異なる2つのMEP要素を接続するために使用します。
•接合部:T型接合部、Y型接合部および分岐などがあります。
•ターミナル:例えば、パイプまたはダクトの終端に配置された天井ディフューザ、格子、スプリンクラーなどです。ターミナルの接続ポートは1個のみです。
•インライン:ルートの内部に配置されている、バルブやフィルタなどです。インライン要素は、両終端が開いている直線セグメントです。
•機器:1つまたは複数の接続ポートを持つ炉などです。1つの機器要素は通常、複数のMEPシステム(暖房、排気口など)に割り当てられ、複数の(パイプ、ダクト) MEP要素タイプに接続されます。
この洗面台などARCHICADライブラリで使い慣れた多くの要素には、MEPカスタム設定が含まれています。これにより、MEPルートのオブジェクトにこれらの要素を接続することができます。
MEPラベル
このラベルを使用して、MEPシステムやダクト直径などのMEP関連の要素データを簡単に表示できます。
MEP接続ポートの表示
1.[ドキュメント]→[モデル表示]→[モデル表示オプション]を選択します。
2.[ライブラリ部品のその他の設定]パネルを開きます。
3.オブジェクト設備のモデル表示オプションを有効にします。
モデル表示オプション:ライブラリ部品のMEP接続を表示または非表示にする
「 MEP互換オブジェクトの要素タイプ:オブジェクトか機器か」も参照してください。