デフォルトのプロパティ値

プロパティのデフォルト値は、プロパティマネージャーの[値定義]パネルで定義します。

デフォルトには任意のテキストや値、または数式(演算と変数で構成される関数の場合)を指定できます。

デフォルトに関係なく、任意の要素またはマテリアルの任意のプロパティにカスタム値を割り当てることができます。

プロパティマネージャーでプロパティのデフォルト値を編集すると、それに応じてリンクされた全てのプロパティ値が要素/ビルディングマテリアルレベルで更新されます。

https://helpcenter.graphisoft.com/jp/wp-content/uploads/sites/3/archicad-25/045_propertiesclassifications/PreviewDefault.png 

[デフォルト値]コントロールでは、プロパティのデフォルト値を定義するオプションを選択します。

[未定義]:プロパティ値はデフォルトで未定義になります。各項目にカスタム値を設定するかどうかは、ユーザーや外部コンサルタントが判断します。

[値]:これはユーザー定義の固定値であり、ユーザーが変更するまで保持されます。このプロパティを使用する全ての項目に、この値が割り当てられます。

[数式]:このプロパティ値は項目ごとに個別に計算されます。数式を設定する値は、他のデータの関数(例:要素パラメータ)または他のプロパティの関数(例:マップされるプロパティ)です。例えば、値がモデルパラメータ(例:要素の高さ)を基準にする場合や、別のプロパティ値から取得される場合があります。

数式定義要素プロパティ」を参照してください。

プロパティをデフォルト値にリンク

項目の[分類とプロパティ]パネルに表示される各プロパティについて、鎖アイコンはその値がこのプロパティのデフォルトにリンクされていることを示します。

https://helpcenter.graphisoft.com/jp/wp-content/uploads/sites/3/archicad-25/045_propertiesclassifications/LinkedElemProperty.png 

デフォルトにリンクされたプロパティ

注記:デフォルトはプロパティマネージャーで定義されます。プロパティマネージャーでプロパティのデフォルト値を編集すると、それに応じてリンクされた全てのプロパティ値が要素/ビルディングマテリアルレベルで更新されます。

要素の設定または[ビルディングマテリアル]ダイアログで値を上書きすると、そのデフォルトへのリンクは解除されます。

https://helpcenter.graphisoft.com/jp/wp-content/uploads/sites/3/archicad-25/045_propertiesclassifications/UnlinkedElemProperty.png 

デフォルトからリンク解除されたプロパティ

再リンクしてデフォルト値を復元するには、鎖アイコンをクリックしてデフォルト値を選択します。