ARCHICADの階段生成エンジンが複数の領域で改善されました。
新しい階段計算方法
[長さを計算]コントロールには以下が含まれます。
•[弦に沿って]： 階段踏面を動線に沿って配置して、踏面の奥行が直線に沿って測定されるようにします（動線と踏面のリーディング辺の交点から動線と踏面のトレーリング辺の交点まで）。
直線セグメントの測定に関するドイツの標準を満たします。
•[円弧に沿って]：Archicad 25アップデート以降、この方法は新しいアルゴリズム（弦の手法など）を使用して追加の階段計算/組み立て機能をサポートするようになりました。
•[円弧に沿って（レガシー）]：その結果、移行中の互換性を維持するために、以前の方法は[円弧に沿って（レガシー）]に名前が変更されました。
基準線をロック解除して階段デザインの柔軟性を向上
階段昇降部は、階段の配置または編集時に必要に応じて自動的に伸縮できます。これを有効にするには、[階段設定]で[基準線をロック]のチェックボックスをオフにします （[円弧に沿って（レガシー）]計算方法では使用できません）。
基準線のロックを解除すると、ターン間の昇降部が自動的に選択され、ロック解除されます。
これにより柔軟性が増し、不可能な形状の設定を防ぎながら、ソルバーを必要とせずに通常とは異なる階段を配置することができます。
踊り場の自動作成：踊り場形状の制御
階段の踊り場を自動作成する際の最小の長さを設定するときに、余分な踊り場の長さを分配する場所を、[踊り場の開始部]、[踊り場の終了部]、または両側に[等分]のいずれかから選択できるようになりました
（[円弧に沿って（レガシー）]計算方法では使用できません）。
結果を検証するには、新しい[階段の踊り場の計算ガイドライン]（[表示]→[画面のみの表示オプション]）をオンにします。
注記：これらのガイドラインは踊り場の自動作成でのみ表示されます。
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踊り場の開始部 |
踊り場の終了部 |
等分 |
全てのワインダータイプに対する新しい踏面対称性の組み合わせ
ワインダーの4つのターンタイプ（1点、2点、補助動線、主線）のそれぞれで、ワインダーまたはその周辺での踏面対称性に関する次の3つのオプションをサポートするようになりました。
•回転ポイント：蹴上
•回転ポイント：対称の踏面
•回転ポイント：非対称の踏面（新規）：動線に沿った踏面の配置に形状的な制限なし
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回転ポイント：蹴上 |
回転ポイント：対称の踏面 |
回転ポイント：非対称の踏面 |
