ビジュアリゼーション

ARCHICADの「ビジュアリゼーション」の章では、建築デザインを顧客に提示して、プレゼンテーションを行うための全てのツールと技法について説明します。

平面図に専用カメラを追加してその視点からデータを表示し、プロジェクトの全体または一部を表示できます。

レンダリングに関しては、内蔵のCinewareエンジンには設定済みのシーンや使いやすい基本設定が用意されています。Cinewareは、対応する材質(数百以上ある事前定義済みの材質のカタログ付き)や光源オブジェクトを処理するのに最適化されています。基本レベルの設定のみを使用する場合でも、最低限の手間で素晴らしいレンダリングをすばやく作成することができます。

ARCHICAD 24 Solo版では利用できません

一方、Cinewareではフルメニューの詳細設定も使用可能です。詳細設定はMaxon Cinema 4D R21をベースにしており、レンダーのほとんどのパラメータを実装しています。

ARCHICADにはさまざまなオプションが用意されており、高機能なレンダリングソフトウェアで使用できる一般的なファイル形式にモデル全体をエクスポートできます。

Artlantisは、グラフィソフト社のフランス代理店であるAbvent SA社が開発したレンダリングソフトです。ARCHICADから直接エクスポートした([ファイル]→[名前を付けて保存])静止画像とアニメーションを処理することができます。さらに、元のモデルとArtlantisファイルの間に高性能な連携が確立されます。

Artlantisへのエクスポート」を参照してください。

また、平面図または3DビューをPiranesi、3D Studio、Photoshopなどのさまざまなアプリケーションにエクスポートして、微調整や特殊効果を追加できます。

GRAPHISOFT BIMxではインタラクティブなウォークスルーモデルをARCHICADプロジェクトから作成して、コンピュータやモバイル機器で表示することができます。

ビジュアリゼーションでよく使用されるコマンドは、あらかじめ定義された[3Dビジュアリゼーション]ツールバーに収められています。[ウィンドウ]→[ツールバー]→[3D]を選択します。必要に応じてこのツールバーを表示します (このツールバーには、3Dウィンドウ表示および[3Dナビゲーション]コマンドも含まれます)。

3D移動と3Dモデルの生成に対応するために、マルチコアプロセッサの使用を推奨いたします。

このセクションのトピック

カメラ

レンダリング

ビジュアリゼーションの拡張機能

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