設計/建築チーム間の建築関係のやり取りを断片化することができます。電子メールや電話を使ってコメントを作成するのは面倒であり、モデルから情報が切り離されます。このため、GRAPHISOFTではソリューションを開発し、建築チームがBIMプロジェクトのコラボレーションにおいて直接やり取りを行うことができるようにしました。BIMxからの通信を可能にすることにより、モデルのコンテキストに直接フィードバックを送信することができます。
このワークフローでは、最新のARCHICADチームワークプロジェクトがGRAPHISOFTのBIMcloudソリューションで実行中であり、Android/iOSデバイスのBIMxが最新にアップデートされている必要があります。
BIMcloudプロジェクトに参加してBIMx PRO機能を使用する
BIMcloudプロジェクトがBIMx PROに発行されると、建築担当者に、Android/iOSデバイスからチームメンバーとしてプロジェクトに参加できるオプションが表示されます。BIMxに参加すると、ユーザーはそのプロジェクトの全てのPRO機能を使用できます。
- ユーザー名とパスワードは、ARCHICADと同じものを使用できます。
- 同じユーザーを使ってBIMxに参加すると、ARCHICADプロジェクトからログアウトできなくなります。
- 同じユーザーアカウントでARCHICADとBIMxを使用する場合、BIMcloudのBCU（BIMcloud Userライセンス）は1つしか必要ありません。
BIMxからメッセージと写真を送信
ログインすると、2Dおよび3Dビューの右上隅にメールアイコンが表示されます。メッセージをタップするとパネルが表示され、BIMcloudのメッセージインターフェイスを使用して他のチームメンバーにテキストメッセージを送信できます。添付ボタンを使用すると、モデルの2D/3Dビューを含めたり、ARCHICADチームに直接送信したい建設現場の写真を撮影したりできます。
ARCHICADユーザーは、他のARCHICADチームメンバーが送信したものと同様に、これらのメッセージを表示します。モデルの3Dビューをメッセージに添付すると、そのビューを受信側のエンドに適用できます。これにより、コメントする領域を指定できるため、プロジェクト内の通信が両者で明確、容易、迅速になります。チームワークメッセージパネルには、誰がモバイルまたはARCHICADからプロジェクトに参加しているかも表示されます。
メッセージ内のスクリーンキャプチャおよびカメラ画像に印を付ける
BIMxファイルの添付される2D/3Dビューおよびカメラ写真に、わかりやすいように印を付けることもできます。フリーハンドのレッドラインツールを使用して、これらの画像に注釈を付けます。
