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ARCHICADの同期ユーティリティと保存操作に関する問題

Michitaka Kiriki
Graphisoft
Graphisoft
Cloud_sync_utils.jpg

問題:


ファイルホスティングサービス(Dropbox、Googleの「バックアップと同期」 など)に同期するフォルダ内にプロジェクトのファイルがある場合、ARCHICADはプロジェクトを保存できません。
非常にまれにではありますが、データの損失あるいはファイルの破損が発生する場合があります。

注記: BIMcloudオペレーションについても、同期ユーティリティによって影響を受ける場合があります。これらのサービスとBIMcloudの内容を同期することは推奨されません。


理由


ARCHICADの保存機能は、一時ファイルの作成、ファイルのロック、拡張ディスクのI/O操作を含む複雑なプロセスです。
現在最もよく使用されている同期クライアントのユーティリティアプリケーションは、ファイルの変更がないか定期的に確認するのではなく、監視対象のフォルダにおいて変更が検出された際に同期を試みます。同期クライアントが急いでファイルの変更点を送信しようしている間も、ARCHICADはまだ保存プロセスを実行しています。その結果、ARCHICADのプロジェクトの保存シークエンスが完了できずに失敗した場合に、システムがロックされてしまいます。


解決方法


  • クラウドの同期ユーティリティの監視対象のフォルダ内にARCHICADプロジェクトファイルを保存しないようにします。このようなサービスにプロジェクトファイルをバックアップする必要がある場合、スケジュール機能によりファイルとフォルダをローカルにコピー/同期するサードパーティ製のユーティリティを使用するようにします。これにより、ファイルホスティングサービスの監視下にあるフォルダ内のARCHICADのプロジェクトフォルダとバックアップフォルダの同期作業をスケジュール化することが可能です。

    このようなタスクを行えるサードパーティ製のオプションは多数あります。例えば、オープンソースのFreeFileSyncアプリケーションは非常に人気があり、このようなワークフローをサポートしています。

  • それでもファイルホスティングサービスの監視下にあるフォルダ内に直接保存したい場合には、ARCHICADファイルを保存する前に、ユーティリティにリアルタイムでの監視を無効にする機能があるかを確認し、提供されている場合はこれを無効に設定します。

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