CodeMeterネットワークサーバーの実行 - インターネット経由 - は、多くの子会社がある場合や、在宅勤務者が多数いる場合に役立ちます。このソリューションでは、中央のライセンスキーを使用します。
この記事のWibuバージョンは、詳細なネットワークの説明と共にこちらにあります: インターネット経由でWIBUキーを使用
重要事項
これは公式にサポートされている使用方法ではありません。潜在的な問題のほとんどは、ネットワーク設定に関する問題です。ネットワーク関連の問題を回避するためにライセンス借用やシングルキーの使用を推奨します。
利用可能なオプション
- パブリックなCodeMeterサーバーとして実行
- サーバーとのアクセスにVPN(Virtual Private Network)接続を使用
パブリックサーバーの利点と欠点
利点
欠点
- サーバーへのアクセスを制御する必要があり、許可されたクライアントのIPアドレスを1つずつ設定する必要があります。ほとんどのインターネットサービスプロバイダが動的IPアドレスで提供されていることを知っておく必要があります。そのため、権限の処理が難しくなります。
- ARCHICADの実行中はアクティブなインターネット接続が必要です - 接続に問題があると、クラインとはARCHICADを使用できなくなります。
- サーバーとクライアント間でのネットワーク遅延により作業が遅くなる可能性があります - ARCHICADは通常のコマンドの後にキーにアクセスするため、ユーザーはサーバーからの応答を待つ必要があります。
許可されたIPアドレスを設定しなかった場合、サーバーのIPアドレスを知っていると誰でもがライセンスを使用できてしまいます。
接続の設定
サーバー側
CodeMeter設定
- CodeMeter Webアドミンを開きます(トレイのCodeMeterアイコンを右クリック/CodeMeterアプリケーションを実行し、Webアドミンをクリックします。)
- 構成/ネットワークタブでネットワークポートを定義します-デフォルトでは22350です
- 'ネットワークサーバーの実行'チェックボックスをオンにします-サーバーにローカルネットワーク(LAN)からのみアクセスできるようにします
- 適用
- WindowsのCodeMeter Control Center、OSXのシステム環境設定/CodeMeterでCodeMeterサービスを再起動します。
サーバーの設定のスクリーンショットの例を次に示します:
ネットワーク設定
- 定義されたポートがサーバーのファイアウォールで両方向に開いていることを確認します
- サーバーがルーターまたはゲートウェイの背後にある場合、ポートを転送する必要があります(Wibuの記事では、NAT/ポート転送を設定する方法について読むことができます: インターネット経由でWibuキーを使用)
クライアント側
CodeMeter設定
- CodeMeter Webアドミンを開きます(トレイのCodeMeterアイコンを右クリック/CodeMeterアプリケーションを実行し、Webアドミンをクリックします。)
- ネットワークポートを定義します - サーバーと同じ
- サーバーのパブリックIPアドレスをサーバー検索リストに追加します
- 適用
クライアントの設定のスクリーンショットの例を次に示します:
ネットワーク設定
- 定義されたポートがクライアントのファイアウォールで両方向に開いていることを確認します
- クライアントがルーターまたはゲートウェイの背後にある場合、ポートを転送する必要があります(Wibuの記事では、NAT/ポート転送を設定する方法について読むことができます: インターネット経由でWibuキーを使用)
権限の管理 - サーバーからライセンスを使用できるユーザー
CodeMeter Webアドミン/構成/アクセスコントロールタブで許可するユーザーのIPアドレスを定義できます。リストが空の場合、だれでもサーバーからライセンスを使用できることを意味します。
新しいアクセス権限でサーバーを実行する場合にキーを再度挿す必要がある場合があります。
VPN接続の利点と欠点
利点
- キーには、VPNネットワークにアクセス出来るユーザーのみアクセスできるため、CodeMeterサーバー側でのアクセス制御は必要ない場合もあります
- CodeMeterサーバーは公開されているサーバーではありません。
欠点
- VPNソリューションは正しく設定する必要があります。
- VPN接続はARCHICADを使用している間有効である必要があります - ネットワークライセンス、ライセンス借用や返却の間 - これはまた前の場合と同様にアクティブなインターネット接続が必要であることも意味します。
接続の設定
必要な設定は、前の -パブリック- の場合と非常に似ています。サーバーをセットアップしてから、VPN接続を微調整して、クライアントとサーバー間の通信を許可する必要があります。CodeMeterサーバーのライセンスを使用できるVPNネットワークにアクセスできるユーザーのみがいる場合は、サーバー側のアクセス制御の可能性をスキップすることもできます。
ライセンスの借用と返却は
こちらの説明にしたがって検証する必要があります。